加世田病院作業療法評価実習クリニカル・クラークシップ・パス |
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期間目安 |
主目標 |
課題 |
備考 |
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1W |
作業療法評価 |
方向性の見立て |
疾患特性への配慮、心身・要チェックポイントの抽出 |
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何を評価するのか |
どの様に個人の「作業」を評価するのか |
その人にとって「作業」の意味、機能、布置はどの様にあるか |
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どの様に生活領域や障害領域を評価するのか |
生活障害・機能障害:ICF、MTDLPに基づいた観点 |
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評価構造・設計 |
評価時期(タイミング・機会)を計画できる |
OTSの主観を優先して評価情報を集めない=MTDLP評価を知る |
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評価場所・場面・収集先(患者、関連部署の人) |
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評価方法(手段、手法) |
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2W頃〜 |
評価実施 |
観察 |
観察ポイントの確認・例示 |
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面接 |
面接時の注意点確認 |
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作業利用 |
治療構造への関心 |
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評価様式を用いる方法 |
学内で見聞きしてない様式確認 |
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他部門からの情報 |
他専門職の特性を知る |
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OTの治療特性を知る |
他部門の情報から何が得られるか、何を返してゆくかを知る |
ex.Drの処方→心身の状態→薬物への反応、生活機能への影響、主副作用の状況を報告、 |
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Ns:療養生活とその管理からの視点→作業行動の特徴や特性 |
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CW:福祉の立場からの見解→何をどの様に利用することが本人の福祉に繋がるか |
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CP:心理機序と機能→行動や反応の特性:心の身体、そのバランス 本人:問題解決のためのシーズ。 |
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目標設定 |
治療計画の立案(短期、中長期) |
リハゴールとの兼ね合い |
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3W目安 |
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評価概観 |
評価構造の見直し |
見立て全体のバランスを感じ取る:「私」の見立て |
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評価実習生一日の流れの例(活動枠によって異なります) |
※クラークシップによる学生への指導は1人のスタッフにより行います |
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8:00 |
病院着(更衣) |
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8:15 |
患者用飲料準備・訓練室環境整備(ダスキン使用) |
※このため実習日を指導職員の勤務都合に合わせるとがあります |
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午前中の実習準備(OTSで計画して行動する) |
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9:05 |
プレミーティング:am活動確認、OTS行動確認 |
※退院促進プログラムやデイケア等の見学希望があれば |
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9:20 |
患者誘導(OT室待機で可) |
プログラム参加に間に合うよう数日前から申し出てください。 |
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9:25 |
OT実施(11:35まで) |
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11:35 |
訓練室・廊下の飲みこぼし拭き取り、患者用トイレ清掃、使用備品チェックなど |
※評価実習は評価の基本的考え方を知るための実習です。 |
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11:45 |
アフターミーティング、事後確認・報告 |
なにがなぜ必要なのかを考えながら患者さんに向き合ってみて下さい。 |
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12:00 |
昼休み:(12:00〜12:30OT職員不在、DC職員在室) |
正解を求めるのではなく、患者さんに必要な事柄に思いを巡らす |
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13:20 |
プレミーティング:pm活動確認、OTS行動確認 |
練習だと考えてかまいません。 |
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13:35 |
患者誘導(OT室待機で可) |
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13:40 |
OT実施 (15:50まで) |
※初日は、実習オリエンテーションと施設概要の紹介を行います。 |
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15:50 |
訓練室・廊下の飲みこぼし拭き取り、使用備品チェック、ドア消毒など |
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16:00 |
アフターミーティング、事後確認・報告 |
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自習時間(土曜日実習の場合は訓練室全体の消毒と清掃をします) |
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16:15 |
実習フォローアップミーティング:学生から開始を申し出ること |
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16:30 |
実習終了 |
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17時まではデイリーノート等の作成に学生待機部屋を使って構いません。 |
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文責:堀木周作 2024.41部改 |