リハビリテーション部のプライバシーポリシー
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個人情報の取り扱いについて
患者さんへの説明と情報の開示
患者さん個人からどのように取り扱われているかなどについて知りたいという求めがあった場合には、すでに文書及び口頭で告知している項目については担当作業療法士が、その他診療記録などについては主治医が情報提供を行います。
文書及び口頭での告知とは、「生活療法(通院・入院)に関する承諾」(頁下に掲載)のことを指します。作業療法作品の展示・作者名の併記、活動風景などの個人および集団写真、院外での活動に関する個人情報の保護についての文面と、説明の際の口頭での確認を指します。
その際、作業療法場面で個人情報を利用することの意義についても併せて説明します。また、法の遵守と共に、個人情報の保護のために積極的に取り組みます。
情報の漏洩など
意図せず患者さん個人の情報が、これらの範囲を超えて、あるいは超えなくとも個人情報が適切に取り扱われていないと、本人もしくは第3者から指摘があった場合にも、私たちは個人情報保護のために善処したいと考えています。
また、親族から作品や写真等について引き受けの希望があった場合には、本人の意思を尊重させて頂きます。そのさい、本人が不在で確認が取れないときには公序良俗に沿って判断致します。
研究に関する情報
個人情報が研究(学会発表など)に利用される場合には、匿名とすることはもちろんのこと、基本的属性(年齢、性別、疾患名、出身地など)、診療情報などについても、個人が特定されるような情報については公表しません。このように、研究成果を発表する場合には個人が特定されないよう、最大限の配慮をします。
法の遵守
私たちは、個人情報保護、守秘義務、監督義務、業務委託業者などに関わる各規定を遵守します。また、法で規定されていなくても倫理や、医療準則に基づいて行動したいと考えています。
家族などに対する説明
家族などに対して、リハビリ中の情報を提供する場合にも、基本的に患者さん本人の同意を得たいと考えています。
精神症状や意識障害などの理由により、本人の判断能力に疑義がある場合や、高度の意識障害がある場合など、本人の同意を得ることが困難な場合には、入院に際して保護者となった方の同意によって情報を提供したいと考えます。
家族などの来院と活動参加
家族などが、患者さんの介助や生活支援、交流を目的とした活動などに参加する場合には、事前に守秘義務や個人情報の保護について説明をし、質問や要望に等に応えます。そのさい、当該患者さん本人のみならず、他の同席患者さんがいらっしゃる場合にも同様に説明を行います。
以上 文責堀木(2004.6.30)
家族などの来院と活動参加追記:2005.3.15
研究に関する情報部分修正:2005.3.17